※2015年7月の旅行の記録です。
前回(その2)のつづき
バチカン美術館が終わり、徒歩でサンタンジェロ城へ向かいます。
行きがてらランチを。
無難にポモドーロ。
あまり混雑していないお店に入ってみたけど、普通に美味しかった。
お腹が膨れたので目的地へごー。
サンタンジェロ城が見えてきました。
ここはサン・ピエトロ大聖堂から徒歩10分くらいのところにあって、ローマ教皇の避難場所として秘密の通路でつながっているらしい。
現在は博物館として公開されています。
さっそく中へ。
城壁に沿ってぐるっと進みます。
ダンジョンみたいですねー。
建物の中に入ってみると…
ドラクエ感が半端ない。
これアリアハンの地下にある宝箱ですよ。
牢獄だったこともあり、窓は少なく光も入ってこない作りになっていました。
一歩出ると城内町って感じですね。
カフェやイベントスペースもいくつかありました。
サンタンジェロ橋とテヴェレ川。
ローマの休日でアン王女が飛び降りたとこですね。
お城からはサン・ピエトロ大聖堂も見えます。
食べ物を狙っているなこやつ…っていうか鳥相やばい。怖い。
大天使ミカエル様もおりました。
博物館の中はこんな感じ。
まぁ空いてたしね…
サンタンジェロ城を見終わったので市街地に歩いて戻ります。
途中、暑さに負けてジェラートに手を出す。
このお店、ふらっと入ったんですがめっちゃ美味しかったです。(肝心のジェラートの写真がないけど)
ここで初めて、
「イタリアのジェラートって(ちゃんと選ぶと)めっちゃうまーい!!!」
となった女子二人は、帰国の日まで美味しいジェラートを食べることに執念を燃やすこととなります。
てくてく歩いてナヴォーナ広場に到着。
ベルニーニの有名なやつですよー、とりあえず撮ってみる。
そしてここから、怒涛の教会巡りが始まります。
ローマ市内の教会を、入れるところからガシガシまわります。
各教会で開いてる時間が違いますがそこは事前に調べておきました。
日本で言うと都内でお寺めぐりをするようなもんですかね…。
初めにサンルイジディフランチェージ教会
カラヴァッジョの絵で有名な教会です。
有名な絵はNophotoでした。
白とゴールドのコントラストが、他の教会と比べると鮮やかです。
次はサンタンドレアデッラヴァッレ教会
クーポラのフレスコ画が素敵です。
写真の角度が悪いですが、実際見るとクーポラの形を感じさせません。吸い込まれそうです。
続いてジェズ教会
見所は天井のフレスコ画です。
建物とフレスコ画が一体となって3Dのように見えます。
サンタマリアソープラミネルヴァ教会
ここは鮮やかな青の天井が有名です。
ちょうど結婚式をやっていたので写真はあまり撮りませんでした。
サンティニャツィオ教会
ジェズ教会よりもさらに3Dの天井画。
この教会は天井以外もトリックアートのようなフレスコ画が多かった気がします。
費用が足りなくてクーポラが作れず、クーポラの奥行きを絵で表現してました。
高尾にある美術館のようですね。
サンタゴスティーノ教会
ミネルヴァ教会より控えめの青天井。
ここもカラヴァッジョの作品があることで知られています。
以上でこの日の観光は終了です。
暑さにもやられて、くったくたでホテルに戻りました。
夕飯はホテル近くのレストランでピザをテイクアウト。
夕飯を楽しむ気力もないくらいぐったり。
教会は、時代によって建築様式が違ったり、教科書にも出てくる有名人の作品が普通に置いてあったり、1つ1つ深く勉強してじっくり鑑賞すればもっと楽しめると思います。
が、これだけ回るともう分けがわからんので、そこにあるものを見て楽しむ!を心の支えに見学いたしました。
ど素人には細かな違いが分かりませんでした…京都観光の外国人さんってこんな感じかな…。
つづく