前回(その2)のつづき
2日目は朝からバスで仙台に向かいます。
山形‐仙台間は電車もありますが、バスでの移動がメジャーです。
10~15分に一本出てるし、電車より早いし安いです。予約もいりません。
(こうしだではなくこごた)
仙台駅から15分くらいで着きます。
国府多賀城駅は、多賀城市の強い要望により設置された駅だそうですが…
閑散としている。(一応、日曜日です。)
多賀城跡売りにしてます!!という雰囲気はあまり感じられません。
駅を出るとプレハブの案内所がありましたが、ボランティアの人が1名いるのみでした。
駅から歩いてすぐに見つかるはらっぱ。
ここはなんだっけ。
建物がないので記憶がよみがえりません。
こういう案内看板がちらほら建っている。
格子の中に石碑があります。
文字はまったく読めない状態です。
多賀城の南門があった場所のようですが、建物がないので正直まったくピンときません。
少し歩くと政庁までの道が見えてきました。
これならイメージしやすい。
奥にあるのが政庁跡に続く階段です。
(階段は登りにくいので側溝の上を歩く)
上りきるとこんな風に整備されていました。
建物はありませんが、説明看板が点々としています。
結構マニアックな観光地でした…旦那がいなけりゃ来なかったな。
南門は復元計画があるようですが…。
多賀城跡は、平城京、大宰府と合わせて日本三大史跡とされているそうです。
え??そんなメジャーどころと並ぶの??
日本史では絶対習うから名前くらいは覚えてるけど、観光に行こうとは思わない…よねぇ?
お隣には仙台も松島もあるから、それを利用してもっと観光客を呼んだ方がよいのではないかな…。
(せっかく価値がある文化資産も、支持されなければ保全活動がままならないのが田舎の実情だと思うので)
それとも我々が微妙な時期にいったのかしら…。
震災の影響もあるのかもしれないですね。
結局、多賀城は1時間くらいで見終わり、仙台駅に戻って昼食をとりました。
ぎゅうたんぎゅうたん。
普段は積極的に食べようと思わないのに、仙台に来ると何故か食べなきゃいけないと思ってしまう不思議な食べ物、牛タン。
お昼が終わったら、るーぷる仙台という循環バスに乗って青葉城跡(仙台城)に行きます。
なんか松江でも似たようなバスに乗った気がする…。
うねうね山道を登って到着です。
でっかい鳥居とでっかい石垣がお出迎え。
伊達政宗公もいらっしゃいました。
個人的には久しぶりの謁見。
いつも仙台駅で迎えてくれていたのに、今は本丸から仙台の地を見守っているのですね。
(そういえば、駅の待ち合わせは「伊達前」ってよく言ってたけど、今はなんていうんだろう。)
こちらは本丸大広間の基礎です。
多賀城も似たような基礎があったけど、人の数が全然違います。
青葉城跡は、ザ・観光地って感じで、お土産屋さんや飲食店、資料館も充実していました。
ずんだシェイク美味しい。
この後、青葉城資料館に行って、復元CGの映像をみて、仙台観光は終了しました。
本当は瑞鳳殿に行きたかったのですが、時間の都合で泣く泣くあきらめました。
まぁ、仙台はいつでも来れるから…。(そう言ってると行かないんだよなぁ。)
1泊2日の旅行はこれで終了です。
冬の雪景色の立石寺を見に行きたいなーと思いました。