お家でご飯を食べる習慣をつけたい(お家ご飯はちょっとお休み中)

料理のモチベーションが下がったまま戻ってこないのでおうちごはんはお休み中。日々の出来事、外食、旅行の記録、不妊の悩みなどを綴ります。

【育児記録】生後1ヶ月前半、ジーナ式で生活リズムの偉大さを知るもうまくいかずに泣いて悩む日々

1ヶ月健診の後からジーナ式を始めましたが、はじめは超ゆるゆるのジーナ式です。
就寝は夫の帰宅に合わせたかったため、就寝時間は20時を目安としてました。

生後1ヶ月前半(導入当初)のスケジュール

  実践スケ ミルク量
起床 7:00  
授乳① 7:00 140~160ml
朝寝(1時間強) 8:30-8:50  
起床 9:50-10:00  
授乳② 10:15 120~140ml
昼寝(2時間半) 11:30  
起床 14:00  
授乳③ 14:00 100~120ml
夕寝(1時間) 16:00  
起床 17:00  
授乳④ 17:00 100ml
お風呂 19:00-19:30  
授乳⑤ 19:15-19:30 120ml
就寝 19:30-20:00  
起こして授乳⑥ 22:30 140〜160ml
再度寝かす 23:00  
夜間授乳 1~2回 60~80ml
お昼寝合計時間 4時間30分 1日850ml前後

※一応ジーナ式4~6週目のスケジュールを参考にしてます。

 (睡眠環境)

1階リビングの隣の部屋(生活音だだ漏れ)
遮光は雨戸のみ
ミニベビーベッド使用
スワドルミー使用

実際の睡眠時間

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(育児アプリのぴよログを使ってます)

 

1日の見通しが立つ生活リズムってすごい

ジーナ式で1日のスケジュールのお手本ができると、それまでの見通しが立たない生活へのストレスがだいぶなくなりました。
スケジュールがあると、泣いている理由(疲れてきた、眠いのに寝れない、お腹が空いているなど)も見当をつけやすくなった気がします。
見通しが立たないと不安な性格なので、これはすごく効果がありました。

スケジュール通りにいかない

とはいえ、スケジュール通りに寝てくれるかと言えば始めはぜんぜんうまくいきません。
時間が来る前に寝ちゃうことが多くて、何とか起こしておくのに必死でした。(今考えれば低月齢で活動時間が短かっただろうし寝かせてあげればよかったと反省してます。)
ほかにも、時間を過ぎても寝なかったり、一度寝付いてもすぐ泣いたり「なんで??」となる毎日。
そりゃ今まで3時間おきにミルクを飲んでお昼寝だって気ままにしていたのが急に変わるんだから、子どもだって当然適応できるわけがありません。
しかも始めてから数日で軌道にのるわけでもないし、根気よく続けなさいって本にも書いてあるのに、この頃の自分にはそんなのわからなかったんですよね…。
ネットで諸先輩の成功体験をみて焦るばかりで、本を読み返しても細かい内容は全然頭に入ってこなくて。
あと、抱っこで寝かせると癖になるっていうのにも結構おびえてました。

ミルクを飲ませすぎていると気付く

新生児の頃からミルク拒否がなくあげればあげるだけ飲む子だったので、この時期は「夜間に起きるのは空腹が原因」という言葉だけを捉えてミルクをガバガバ飲ませてました。(小児科でも1000mlまではOKと言われていた)
しかし1週間で体重が急激に増加。
夜間やたら唸るな…と心配してたのも、恐らく飲み過ぎが原因です。
ちゃんと子どもの様子を見ながら胃のキャパを考えてあげるべきでした。めちゃくちゃ反省しました。(気付いてから毎日泣いて謝った)

寝つきをよくするメソッドを発見

毎日毎日ネットでジーナ式実践のヒントを探す中、SNSで「寝つきをよくするメソッドが大事」という情報を見つけました。
いきなり一人で寝ることはできないので、まずは「この時間は寝る時間だよ」と覚えてもらうために抱っこしたまま時間通り寝かせることが必要とのこと。
この「寝つきをよくするメソッド」はちゃんと本の中にも書いてあります。
本をよく読まずに実践するとこういう見落としがちょくちょく出てくるので読み込みは必須です。

睡眠環境の改善

改めて本を読み直して、睡眠環境もしっかりしようと思い直しました。
ジーナ式では寝かし付けの方法はほとんど書いていませんが、睡眠環境(寝室)についてはかなり細かい指示があります。
ベッドの状態、シーツの使い方、おくるみの巻き方、スリーパーへの移行方法、遮光を完璧にすること、などなど。
特に遮光については、ジーナ式以外のネントレ本でも推奨されていて、少しの光も赤ちゃんの睡眠の質に影響が出るという研究結果があるとのこと。
単に部屋を暗くするだけではなく、隙間から漏れる一筋の光すら許さないほどで、カーテンのレールの上やドアの隙間はすべて塞がないといけません。
(大人の生活もあるので、1LDKや2DKで生活していると結構難しいと思います。)
我が家もだいぶ甘めの睡眠環境だったので、寝室をリビングの隣から2階の和室へ移動し、窓全面にアルミホイルや段ボールを敷き詰めて真っ暗な環境を作ってから寝つきをよくするメソッドを実践することにしました。

 

ジーナ式育児についてはこちらをご覧ください

issyokunyukon.hatenablog.com

 

【育児記録】ジーナ式育児とは?

生後1か月過ぎから通称「ジーナ式」という育児スケジュールで毎日を過ごしています。
ジーナ式」とは、イギリスのカリスマ・ナニー(乳幼児教育のプロ)であるジーナ・フォード氏が提案する育児スタイルのこと。
ネットで検索するといわゆる「ネントレ(ねんねのトレーニング)」に分類されています。

赤ちゃんって放っておいても一人で寝るわけではないので、欧米などではねんねのトレーニングをするのが割と一般的(らしい。ほんとかな?)
日本では抱っこやおっぱいで寝かし付けをするのが普通で「一人で寝かせるの?そんなの可哀想!」という意見が根強いですが、「寝ない赤ちゃんに付き合って親も寝不足ストレスフルで毎日育児をする方が赤ちゃんのためにはならない」というのがネントレ推奨ではよく言われてます。
まぁ、愛情は手間暇でしょ!とか根性論が好きな日本ではなかなか受け入れられないかもしれないですね…。

でもね、「ジーナ式」って実は「ネントレ」とはちょっと違うんです。
ジーナ式」でネット検索すると「泣かせるネントレ」のようなワードがヒットしてかなりスパルタな印象を持たれていますが、きちんと本を読んで実践した人たちは「ジーナ式はネントレではない」と思う方が多いと思います。
そもそも、ジーナ式には赤ちゃんを寝かせる方法はほとんど書いてありません
メインとして書かれているのは、赤ちゃんの1日の睡眠・授乳(離乳食)のスケジュールと、そのスケジュールの根拠と実践するために必要な環境についてです。

一般的に、赤ちゃんが泣いたら①お腹が空いてる、②オムツを替えてほしい、③抱っこしてほしい、だいたいこの3択に絞って対応しがちです。
これがジーナ式では、①の授乳に関しては、赤ちゃんが空腹で泣いてからあげるのではなく、大人が授乳の時間を管理して授乳のリズムを規則正しくつけ、1日に必要なミルクの量を7時から23時の間に与えるべき、となっています。

また、赤ちゃんの睡眠についても、「活動時間」を意識したスケジュールを実践し、眠くてどうしようもなくなる前に寝室に連れて行ってねんねさせましょうとなっています。
「活動時間」とは、眠りから目を覚ました後に「機嫌良く遊んでいられる時間」のこと。
月齢によって長さは異なりますが、活動時間を超過しすぎると、疲れすぎてストレスホルモンが分泌され「眠いのに寝ない(泣き続ける)」状態になってしまいます。
活動時間が限界になる前のちょうど良いタイミングで布団に置くと、泣きぐずることなくすっと寝てくれる可能性が高いです。
例えば、生後半年の赤ちゃんの場合、活動限界時間は2時間が目安なので、朝7時に起きたら9時には寝かせてあげるという感じ。
9時を大きく過ぎるとギャン泣きが続いて寝なかったり、寝付いてもすぐに起きてしまったりということになります。
(「眠いなら寝てよ~!!」という叫びはこの疲れすぎからくるものなんですね。)
なお、赤ちゃんの活動時間については他のネントレ関連の本でもだいたい出てきますが、本によって時間配分はかなりばらつきがあります。
私は素人なのでどれが正解かは分かりませんが、どの本でも言われているのは「活動時間は個人差があるので子どもの様子をよく観察して眠いサインを見逃さない」こと。
赤ちゃんはロボットではないので時間が来たらスイッチが切れてぱたっと眠るということはありません。
また、日中の運動量や刺激の量でも疲れやすさには差が出るので、活動時間はだいたいの目安として捉えるのが良いと思います。
要は、空腹も睡眠も、赤ちゃんの要求を先読みして対応・管理しましょうということです。

あと、ジーナ式でよく誤解されてるなぁと個人的に思うのは次の3つ。

  • ジーナ式は夜通し寝かせるスパルタのネントレ

ジーナ氏は本の中で「私のスケジュールは夜通し寝かせることを目的にしたものではない」ときっぱりと否定していて「必要な栄養分を日中に摂取して赤ちゃんが心身ともに準備ができたときに自然と夜通し眠るようになるお手伝いをすること」が目的だと書いています。
さらに、まだ夜通し寝る準備ができてないうち(体重が低い場合や低月齢、成長期で空腹になり易い場合など)は、夜中の授乳は必要だとはっきり書かれています。
なので、「このスケジュールを守れば夜通し眠るんじゃないの??」と混乱する人もいるようですが、著者自身はそう明言しているわけではないのですよね。
(でも産後の過酷な状況の中、藁にもすがる思いで実践するならそう追い詰められても仕方ないかも…あと成功者の体験ブログが異様に輝いているのもあるかもしれないですね…)

  • スケジュールで管理するなんて大人の都合に合わせてて子どもが可哀想

ジーナ式のスケジュールには大人の都合は一切入ってません。
子どもの1歳までの成長と変化に合わせて組み立てられたスケジュールで、絶えず微調整を繰り返す必要があるものです。(基本スケジュールも1年間で9回変わります)
また、発達の度合いは個人差があるので、常に目の前の子どもの成長や変化を見逃さないようにしないといけません。
すべては子どものために毎日を過ごさなければいけないので、これが大変で挫折する人がたくさんいるのも分かります…。
子どもの寝る時間が固定されて安定するので、自分一人の時間を持ちやすくはなりますけどね。

  • ジーナ式ってスパルタで抱っこ禁止なんでしょ?赤ちゃんのうちにいっぱい抱っこした方がいいのに。

これもたまに見ますが、ジーナ式で勧めていないのは「抱っこやおっぱいによる寝かし付けを癖にすること」です。
むしろ、抱っこは存分にしてあげてください!とはっきり書いてあります。
ただし、寝る前に興奮させるような抱っこは控え、スキンシップは目がぱっちり覚めてる日中にしましょう、とのこと。
さらに言うと、活発に活動する時間はしっかり遊ばせて適度に疲れさせ、寝る20分前は興奮しないように部屋を暗くして色のおもちゃはしまってリラックスタイムを作って…というように、かなり細かい指示まであります。
(細かすぎるところは私はあまり守れていないです…)

生後一ヶ月を過ぎてから始めたジーナ式ですが、最初はとにかくスケジュール通りに進められず、本の読み込みも甘くて、なんでうまくいかないの!?と毎日泣いてました。
それでも何とか続けられたのは、子育ての先輩たちが残してくれたジーナ式育児の実践記録があったからです。
一人で手探りで子育てをする中、「スケジュール通りでなくてもこんなメリットがある」「月齢が上がればこんな風に報われた」という記録にとても救われました。
私の体験も、これから育児をする人の誰かの励みになればと思います。
でも、あくまで我が家のケースのことで、私自身あまり考察等が得意ではないため厳密にジーナ式を実践しているとは言えないので、必ずしもこれが正解というわけではないことをご了承ください。
それと、ジーナ氏の本はとても読みにくい(情報があちこちに散らかっている)ですが、実践する場合はネットの情報だけではなく必ず本を読み込むのをお勧めします。

【育児記録】魔の3週目、突然の泣き止まない日々と寝不足でメンタルが不安定に

その日は突然訪れました。
いつもはミルクを飲んだ後、抱っこのまましばらくしたら腕の中で寝るのでそのままベッドに置いてたのですが、生後2週間過ぎたある日、ベッドに置くと泣くようになったのです。
これが噂の背中スイッチか!と思い、抱っこしなおしてゆらゆら「ねんねだよ~」とあやすのですが、うとうとするもこれまでのようにすっと寝ない。
酷いときはミルクを飲んだ直後に泣き始め、そのままなにしても泣きやまずに2時間経過し、次のミルクを準備する時間になってしまうのです。
特に23時以降に泣き続けられるとこちらもぐったりで、深夜に夫と2人で途方にくれていました。
(私は21時から3時まで睡眠の時間でしたが泣き声で起きてしまうんです)
やっと寝てもベッドに置くと背中スイッチが発動するため、ソファの上で抱っこしたまま寝たりお腹の上で寝かせる日が続きました。
抱いたまま寝ると、睡眠は浅く身体もガチガチになるので疲れは取れません。
あと、退院後も母乳の吸いがまったく上達せず、でも出るうちは母乳もあげなきゃという気持ちがあって、子どもが寝ている時や夫が面倒をみているときはずっと搾乳をしていました。
なので寝る時間は余計削られていて…。
この寝不足の日が続く中で、日中もぐずられるととにかく大変。
赤ちゃんが泣いても、なんで泣いてるのか、どうしたら泣き止むのか、まったくわかりません。
これまでの人生で自分より年下に触れる機会がほとんどなかったので、経験値が圧倒的に足りないのです。
泣いてぐずったらとりあえず抱っこして、おもちゃを鳴らしたり歌をうたったり、とにかく足りない頭で試行錯誤してました。
(いわゆる魔の3週目…赤ちゃんって生後3の倍数の時にぐずりやすくなるらしい)

この頃、コロナでの緊急事態宣言で夫がほんの少し在宅の日ができたり、GWで休みになったりしてなんとか2人でやっていたのですが、GWが終わる日が近づくにつれて、自分の気持ちがどんどん沈んでいきました。
夫の出勤が再開して、子どもと2人ワンオペの日が近づくのが不安で不安で仕方ないのです。
子どもと2人の時間が異様に長く感じるし、今すぐこの苦痛から逃げ出したい、飛び出したい…。
気づいたら子どもを抱っこしながら大声でわんわん泣くという毎日で、ほんとにおかしな状態でした。
世の親、特に母親というものは、こんな辛い思いをして子を育てているのか…と。。
とはいえ、たまに我に返ったときにはどこか冷静で、「自分の機嫌は自分で取らなきゃ」ということはわかっているのです。
市の保健センターに相談したり、義母に週1できてもらったり、SNSで同月齢の子を持つ方の呟きをみたり、なんとか騙し騙し過ごす日々。

で、とにかくやらなきゃと思ったのが、寝不足の解消です。
寝不足のせいで身体的にも精神的にもきつくなっている。
寝不足解消のためには、子どもにベッドや布団で夜通し寝てもらうことが必要。それなら「ネントレ(ねんねのトレーニング)」だ!となったのです。
「ネントレ」って、ネットで調べるといろいろ出てきますが、実生活では実践してる人と会うのは稀な気がします。
知り合いに「ネントレしてる」と言うと「ネントレってなに?」と返される率がほぼ100%です。
赤ちゃんは成長すればそのうち寝るもの、親が寝不足なのは仕方ないこと…と当然のように思われてますが、ネントレ関連の書籍ではそうした考えはきっぱりと否定されているのが興味深いですね。
寝不足で母親がイライラしていては子はhappyにならない。
子のhappyのためにも母親は自分を犠牲にする必要はない。
(母という単語が出るのはおそらく母乳の関係もあるのでしょう)

1ヶ月健診に小児科で「もう3時間おきのミルクじゃなくて大丈夫ですよ。柔軟に対応してください。」と言われたのをきっかけに、産前の予習で知った「ジーナ式ネントレ」をやってみようと思い始めたのでした。

【育児記録】無事出産、その後の育児について

3月下旬に出産をしてから7ヶ月が過ぎました。
初めての育児の過酷さとメンタル不調により、産後4ヶ月頃までは毎日生きるのに精いっぱいでしたが、最近ようやく平穏な気持ちを取り戻してきました。
せっかくなので育児記録でもつけようかと思い久しぶりにパソコンに向かっています。
産前から、もともとの不眠と数年前からの不安定メンタルのおかげで、夫からは「絶対に産後鬱になる」と言われてました。
自分でもまぁそうだろうなーと思い、妊娠中から出産とか育児についてたくさん調べてたんですよね。
夫は家事も育児も分担するタイプなので、産後の育児スケジュールもシミュレーションして共有してました。
が、実際に赤子と対面すると予習なんて頭から吹っ飛ぶのですね…。
そして予習じゃわからないこともたくさんあって。
(おまけに私が出産したときはコロナ禍で、立ち会い・面会すべてNG。夫が我が子と会えたのは生後6日のことでした。)

出産直後に予習では分からなくて戸惑ったことベスト5は次のとおり。

  1. 赤ちゃん軽すぎて抱っことか着替えとかが怖い
    産んで数時間休んだらすぐ抱っこさせられるけど、軽すぎて抱っこ怖い。この小さな生き物は何だ…?って感じで愛おしさより戸惑いの方が強い。
  2. 泣き声聞き続けるのめっちゃしんどい
    何やっても泣き止まないことが辛いのは体験しないと分からないもんですね。耳と脳にひびく。
  3. 産後の身体は人生で味わったことのない怠さと痛さ。
    バトル漫画とかで激しい闘いの後に疲労でずっと眠り続ける(だめだ…すげー…眠い…)みたいなシーンがありますが、まさにそれな感じで感動してしまいました。
    全身筋肉痛で自分の身体じゃないみたいだし、寝ても寝ても眠くて疲れがとれないし、股避け激痛で座るのもままならないし。
    産後は全治1ヶ月の負傷状態と言うのも納得です。
  4. 母乳飲ませるの超難しい
    おっぱいって勝手に飲んでくれるもんだと思ってたら練習しないとだめっていう事実。
    この練習がまた辛いのなんの。
    ギャン泣きしても頭つかんでおっぱい吸わせるの?
    そんなことネットには書いてありませんでしたけど?
    これを5分は頑張れって?
    安定しだすのは1ヶ月くらい先だと?
  5. ミルクもオムツ替えも正解なのか不安
    すべてが初めてなのに何やっても自分しかいないからとにかく不安。
    巡回の助産師さんが教えてくれるけど、病室で子と二人になった途端に不安。
    泣きだすと自分のやったことが何か間違ったんじゃないかととにかく不安。

生後7か月になった今、あの頃の自分に「だいたいで大丈夫だよ」と言いに行きたい…(言ったところで理解はできないだろうけど…)

入院中は子どもが可愛いって感情よりとにかく戸惑いの方が大きくて。
初日はわけもわからないままお世話をし、2日目以降は母乳の練習と泣き声との闘い。
心の中が愛おしさでいっぱいになるような状態にはなりませんでした。
そんな自分はなんて冷たい人間なんだろうと自己嫌悪の毎日で、その気持ちを抱えたまま6日目に退院しました。
(私がお世話になった産院は「母乳出なくてもミルクで育つから大丈夫」、「夜通し同室が辛かったらすぐに預けてOK」だったので、母性神話的なストレスを感じることなく過ごせたのは幸いでした。)

ちょーーーーーーーーーー当たり前ですけど、子ども産んだらすぐに赤子のお世話って始まるんですよね。
1日のお世話のおおまかな流れは助産師さんが教えてくれますが、お世話をするのは基本的に私。
わからないことがあったらアドバイスくれるってだけで。
母親の自覚をもつ時間なんて全然なくて、それでもやらなきゃいけないって状況でスタートします。
おっぱいもおむつも、赤ちゃんが泣いて要求してからするもんだと思ってたけど、実際には泣いて訴えるケースばかりではなく、特に新生児(生後1ヶ月までのあかちゃん)は、寝てても起こしてミルクをあげてねと言われたのです。
そうしないと脱水するからだって。
オムツもちょくちょく確認しないといけなくて、とにかく親がすべて赤ちゃんのタスク管理をしないといけません。
(でも急に泣いたりミルク飲まなかったりするから管理通りにいかないのがまた大変…)
生後すぐは産院の教え通り、ミルクは3時間おきにあげることを忠実に守っていました。
飲んだら寝るを繰り返す新生児は、毎日決まった時間にミルクをあげて、抱っこしてるうちに寝て、洗い物や片づけをしたら次のミルクの時間…を繰り返すため、淡々とタスクをこなすと1日があっという間に終わります。
ミルクは6時、9時、12時、15時、18時、21時、24時、3時の計8回
夜中のミルクは夫が担当してくれたので、私は21時に就寝して3時のミルクで起きるという日々を過ごしていました。
この頃の寝かしつけは抱っこです。
というか、抱っこしてるとそのまま寝るので、寝かしつけも何もありません。
産前に「ネントレ」について少し調べてはいましたが、こんなに簡単に寝てくれるなら抱っこでもまぁいいか、と呑気に構えていたのです。

しかし、寝ない・泣き止まないという日は突然やってくるのでした…。

生後2ヶ月

3月末に無事出産しました。

現在生後2ヶ月の赤ん坊と一緒に日々を過ごしています。

 

前回のブログを書いた時から、世の中はコロナのおかげで大きく変わりましたねー。

私の出産時にも、出産立ち会い、付き添い、面会不可という状況で、入院荷物を慌てて見直しました。

(入院して不足があったら夫にお使いお願いしよーと軽く考えてたので)

母子ともに何事もなく予定通り退院できたので、病院の皆様には感謝感謝です。

 

退院後は、1ヶ月経ったくらいで産後鬱のような状態になりまして…想像以上に子育てがハードで、連日の寝不足と、毎日家で赤子と2人きり(里帰りせず、平日は夫仕事のため夜までワンオペ)という状況に、精神的にかなり落ち込み、毎日泣いてました。

涙が出るって感じじゃなくて、赤子と一緒に号泣するという…。

夫も私もこれはまずいと思い、あわてて義母や行政にヘルプを出し、生後2ヶ月になってようやく少し落ち着きました。

 

子どもが生まれたら旅行どうしようかねー。連れて行く?それとも交代で面倒見てそれぞれ行く?なんて話もしていましたが、今は県を跨いだ移動はとてもできるような状況ではなく…

まずは私の実家へ帰省をしないと。

都心から東北に行くのはまだまだ勇気がいります。(村八分的な意味で…)

 

早く落ち着いた日々が訪れますように。

正産期を迎えました。

本格的な不妊治療を2018年7月から始め、その1年後の昨年7月に顕微受精による胚移植で着床(妊娠)し、その後の経過も順調で、今週無事に37週の正産期(もう産まれても問題ない期間)を迎えました。

 

本格的な不妊治療とは、顕微受精のために専門のクリニックでの治療を開始してからのことで、妊娠自体は2015年から望んでいたので、不妊の期間は4年近くありました。

 

不妊治療をしてる人あるあるな気がしますが、子どもが望めない期間はとにかくいろんなネガティブな情報(初期流産、子宮外妊娠、不育症などなど..)に触れるため、胚移植で着床したからといって喜び意外にも不安は大きく、これだけお腹が大きくなった今でもやっぱり油断は禁物だと思っています。

実際に出産予定日を迎えて死産するケースや、早期剥離で母子ともに危険なケースがあったり、可能性はゼロではないので…我が家の不妊の原因がレアケースだった時点で、もうなにが起きてもおかしくないんだなと考えるようになってます。

とはいえ、心配しすぎてるというわけではなく、何か起きてもパニックにならないような気の持ちようは必要かなという程度なので、ノーテンキに毎日過ごしてはいます。

 

あと、産後の生活の予習として、子育て関係のYouTubeを見まくってます。

産後の大変な時に動画をアップしてる人が結構いるのすごいですね…助かります。

ほんと便利な時代になった。

 

里帰り出産もせず、特にどちらの親にも来てもらう予定はないですが、、まぁなるようにしかならんだろう。

予定日まであと半月強、コロナの影響で出産の面会などいろいろ制限もされてますが、無事に生まれてくるよう毎日お祈りする日々です。

 

花蓮・九份・台北に行ってきました。その5

2019.6の旅行の記録です。

その4のつづき

 

4日目最終日ですが、深夜のフライトで帰国予定なのでたっぷり時間があります。

何をするか決めていないうえに、お天気はあいにくの雨。

 

どうしようかしら…とりあえず中正記念堂でも行っとこう。

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いつ来ても敷地の広さと建物の大きさがすごいなーと思う。

晴れの日はとても気持ちいい公園だけど、雨だったので散策はちょっと大変でした。


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我々が台北に来ていたときは、ちょうど天安門事件から30年の日。

広場には戦車男を模した作品が展示してありました。

中国国内の最近の若者は天安門事件をまったく知らないと言われてますが、台湾では節目節目に追悼集会を行っているようです。

 

中正紀念堂に来たお目当ては、もちろん衛兵交代式。

朝一の時間なので、交代というより登庁式ですかね。


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目の前を陣取ったのでよく見える。


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うーん、何度見ても飽きないわ。

交代式は中正紀念堂以外にも、忠烈司、国父記念館でも見ることができます。

 

交代式が終わってさらっと建物の中を見たら、朝ごはんを食べに西門へ移動です。

晴れてたら全然歩く距離だけど、雨が強くなってきたので地下鉄を使いました。

 

お目当ては天天利美食坊の魯肉飯。
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ローカルなお店の雰囲気ですが、ガイドブックでも紹介される有名店で、観光客らしき人でかなり混雑してます。

我々はタイミングよくすぐに入れましたが、混んでいたのでさっと食べてさっと退店。

この小吃文化、個人的にはすごく相性が良くて好き。

 

さて、この日は1日適当に散策しようと思っていたのに、雨が降ってしまってどうしよう。

朝ごはんを食べた後、途方に暮れる2人。

 

とりあえず、観光の定番、龍山寺に行っとこうと、地下鉄で移動。

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これは駅付近のどっかにあった龍山寺のミニチュア。

龍山寺で簡単にお参りしたら、近くにある歴史保存的な地区とか郷土教育センターとかをぶらぶら散策して、お次は台湾国立博物館へ。

 

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とても立派な建物。

日本統治時代に作られていて、100年前のものだそう。


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中も綺麗な作りです。

展示の内容は台湾の歴史とか地理とか生物とか民族とか。

予想外に楽しめて、結構時間潰せてラッキー。

 

博物館の後は、ネットで見つけた紅茶屋さんでドリンク買って一休み。
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日本はタピオカブームですが、個人的にはお腹に溜まってしまうのが嫌であまりすすんでは飲みません。

でも、日本より台湾の方が美味しいとは思う。(もちろんお店は選んだ方がいいけど)

タピオカというか、お茶の美味しさが違う。

こういうドリンク文化が日本でももっと手軽になるといいなぁと思います。

日本は自販機文化が凄いから難しいとは思うけど…

 

あと、何故か台湾マックを体験したいという旦那に付き合って、台北地下街のマックで軽食。
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ドリンクがでかい。

このサイズでMですわ、コーラなんて飲みきれない。

パティの肉々しさと、ソースが少し甘めに感じなのが日本との微妙な違いかな。

ポテトの油はちょっと重いかも。

 

うーん、たいして歩いてないのに食べては飲んでの繰り返しでお腹ぱんぱん。

しかし、この日は本当にやることが思い付かななかったのでした。

あんまり予定詰め込みすぎると出不精の旦那は嫌がるかなぁと思ってたのが裏目に。

 

とりあえず雨が止まないので台北地下街ぶらぶらして、


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綺麗目のレストランで夕飯を食べて、


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寧夏夜市ぶらぶらしてかき氷食べて、なんとか時間をつぶしてようやっと夜!

 

未明の飛行機に間に合うように桃園国際空港に移動して帰国したのでした。

 

お天気悪いときこそ何するか考えないと時間持て余しちゃうと学んだ旅行でした。

次回は時間があるなら台東に行きたいな。