3月下旬に出産をしてから7ヶ月が過ぎました。
初めての育児の過酷さとメンタル不調により、産後4ヶ月頃までは毎日生きるのに精いっぱいでしたが、最近ようやく平穏な気持ちを取り戻してきました。
せっかくなので育児記録でもつけようかと思い久しぶりにパソコンに向かっています。
産前から、もともとの不眠と数年前からの不安定メンタルのおかげで、夫からは「絶対に産後鬱になる」と言われてました。
自分でもまぁそうだろうなーと思い、妊娠中から出産とか育児についてたくさん調べてたんですよね。
夫は家事も育児も分担するタイプなので、産後の育児スケジュールもシミュレーションして共有してました。
が、実際に赤子と対面すると予習なんて頭から吹っ飛ぶのですね…。
そして予習じゃわからないこともたくさんあって。
(おまけに私が出産したときはコロナ禍で、立ち会い・面会すべてNG。夫が我が子と会えたのは生後6日のことでした。)
出産直後に予習では分からなくて戸惑ったことベスト5は次のとおり。
- 赤ちゃん軽すぎて抱っことか着替えとかが怖い
産んで数時間休んだらすぐ抱っこさせられるけど、軽すぎて抱っこ怖い。この小さな生き物は何だ…?って感じで愛おしさより戸惑いの方が強い。 - 泣き声聞き続けるのめっちゃしんどい
何やっても泣き止まないことが辛いのは体験しないと分からないもんですね。耳と脳にひびく。 - 産後の身体は人生で味わったことのない怠さと痛さ。
バトル漫画とかで激しい闘いの後に疲労でずっと眠り続ける(だめだ…すげー…眠い…)みたいなシーンがありますが、まさにそれな感じで感動してしまいました。
全身筋肉痛で自分の身体じゃないみたいだし、寝ても寝ても眠くて疲れがとれないし、股避け激痛で座るのもままならないし。
産後は全治1ヶ月の負傷状態と言うのも納得です。 - 母乳飲ませるの超難しい
おっぱいって勝手に飲んでくれるもんだと思ってたら練習しないとだめっていう事実。
この練習がまた辛いのなんの。
ギャン泣きしても頭つかんでおっぱい吸わせるの?
そんなことネットには書いてありませんでしたけど?
これを5分は頑張れって?
安定しだすのは1ヶ月くらい先だと? - ミルクもオムツ替えも正解なのか不安
すべてが初めてなのに何やっても自分しかいないからとにかく不安。
巡回の助産師さんが教えてくれるけど、病室で子と二人になった途端に不安。
泣きだすと自分のやったことが何か間違ったんじゃないかととにかく不安。
生後7か月になった今、あの頃の自分に「だいたいで大丈夫だよ」と言いに行きたい…(言ったところで理解はできないだろうけど…)
入院中は子どもが可愛いって感情よりとにかく戸惑いの方が大きくて。
初日はわけもわからないままお世話をし、2日目以降は母乳の練習と泣き声との闘い。
心の中が愛おしさでいっぱいになるような状態にはなりませんでした。
そんな自分はなんて冷たい人間なんだろうと自己嫌悪の毎日で、その気持ちを抱えたまま6日目に退院しました。
(私がお世話になった産院は「母乳出なくてもミルクで育つから大丈夫」、「夜通し同室が辛かったらすぐに預けてOK」だったので、母性神話的なストレスを感じることなく過ごせたのは幸いでした。)
ちょーーーーーーーーーー当たり前ですけど、子ども産んだらすぐに赤子のお世話って始まるんですよね。
1日のお世話のおおまかな流れは助産師さんが教えてくれますが、お世話をするのは基本的に私。
わからないことがあったらアドバイスくれるってだけで。
母親の自覚をもつ時間なんて全然なくて、それでもやらなきゃいけないって状況でスタートします。
おっぱいもおむつも、赤ちゃんが泣いて要求してからするもんだと思ってたけど、実際には泣いて訴えるケースばかりではなく、特に新生児(生後1ヶ月までのあかちゃん)は、寝てても起こしてミルクをあげてねと言われたのです。
そうしないと脱水するからだって。
オムツもちょくちょく確認しないといけなくて、とにかく親がすべて赤ちゃんのタスク管理をしないといけません。
(でも急に泣いたりミルク飲まなかったりするから管理通りにいかないのがまた大変…)
生後すぐは産院の教え通り、ミルクは3時間おきにあげることを忠実に守っていました。
飲んだら寝るを繰り返す新生児は、毎日決まった時間にミルクをあげて、抱っこしてるうちに寝て、洗い物や片づけをしたら次のミルクの時間…を繰り返すため、淡々とタスクをこなすと1日があっという間に終わります。
ミルクは6時、9時、12時、15時、18時、21時、24時、3時の計8回
夜中のミルクは夫が担当してくれたので、私は21時に就寝して3時のミルクで起きるという日々を過ごしていました。
この頃の寝かしつけは抱っこです。
というか、抱っこしてるとそのまま寝るので、寝かしつけも何もありません。
産前に「ネントレ」について少し調べてはいましたが、こんなに簡単に寝てくれるなら抱っこでもまぁいいか、と呑気に構えていたのです。
しかし、寝ない・泣き止まないという日は突然やってくるのでした…。