お家でご飯を食べる習慣をつけたい(お家ご飯はちょっとお休み中)

料理のモチベーションが下がったまま戻ってこないのでおうちごはんはお休み中。日々の出来事、外食、旅行の記録、不妊の悩みなどを綴ります。

【育児記録】魔の3週目、突然の泣き止まない日々と寝不足でメンタルが不安定に

その日は突然訪れました。
いつもはミルクを飲んだ後、抱っこのまましばらくしたら腕の中で寝るのでそのままベッドに置いてたのですが、生後2週間過ぎたある日、ベッドに置くと泣くようになったのです。
これが噂の背中スイッチか!と思い、抱っこしなおしてゆらゆら「ねんねだよ~」とあやすのですが、うとうとするもこれまでのようにすっと寝ない。
酷いときはミルクを飲んだ直後に泣き始め、そのままなにしても泣きやまずに2時間経過し、次のミルクを準備する時間になってしまうのです。
特に23時以降に泣き続けられるとこちらもぐったりで、深夜に夫と2人で途方にくれていました。
(私は21時から3時まで睡眠の時間でしたが泣き声で起きてしまうんです)
やっと寝てもベッドに置くと背中スイッチが発動するため、ソファの上で抱っこしたまま寝たりお腹の上で寝かせる日が続きました。
抱いたまま寝ると、睡眠は浅く身体もガチガチになるので疲れは取れません。
あと、退院後も母乳の吸いがまったく上達せず、でも出るうちは母乳もあげなきゃという気持ちがあって、子どもが寝ている時や夫が面倒をみているときはずっと搾乳をしていました。
なので寝る時間は余計削られていて…。
この寝不足の日が続く中で、日中もぐずられるととにかく大変。
赤ちゃんが泣いても、なんで泣いてるのか、どうしたら泣き止むのか、まったくわかりません。
これまでの人生で自分より年下に触れる機会がほとんどなかったので、経験値が圧倒的に足りないのです。
泣いてぐずったらとりあえず抱っこして、おもちゃを鳴らしたり歌をうたったり、とにかく足りない頭で試行錯誤してました。
(いわゆる魔の3週目…赤ちゃんって生後3の倍数の時にぐずりやすくなるらしい)

この頃、コロナでの緊急事態宣言で夫がほんの少し在宅の日ができたり、GWで休みになったりしてなんとか2人でやっていたのですが、GWが終わる日が近づくにつれて、自分の気持ちがどんどん沈んでいきました。
夫の出勤が再開して、子どもと2人ワンオペの日が近づくのが不安で不安で仕方ないのです。
子どもと2人の時間が異様に長く感じるし、今すぐこの苦痛から逃げ出したい、飛び出したい…。
気づいたら子どもを抱っこしながら大声でわんわん泣くという毎日で、ほんとにおかしな状態でした。
世の親、特に母親というものは、こんな辛い思いをして子を育てているのか…と。。
とはいえ、たまに我に返ったときにはどこか冷静で、「自分の機嫌は自分で取らなきゃ」ということはわかっているのです。
市の保健センターに相談したり、義母に週1できてもらったり、SNSで同月齢の子を持つ方の呟きをみたり、なんとか騙し騙し過ごす日々。

で、とにかくやらなきゃと思ったのが、寝不足の解消です。
寝不足のせいで身体的にも精神的にもきつくなっている。
寝不足解消のためには、子どもにベッドや布団で夜通し寝てもらうことが必要。それなら「ネントレ(ねんねのトレーニング)」だ!となったのです。
「ネントレ」って、ネットで調べるといろいろ出てきますが、実生活では実践してる人と会うのは稀な気がします。
知り合いに「ネントレしてる」と言うと「ネントレってなに?」と返される率がほぼ100%です。
赤ちゃんは成長すればそのうち寝るもの、親が寝不足なのは仕方ないこと…と当然のように思われてますが、ネントレ関連の書籍ではそうした考えはきっぱりと否定されているのが興味深いですね。
寝不足で母親がイライラしていては子はhappyにならない。
子のhappyのためにも母親は自分を犠牲にする必要はない。
(母という単語が出るのはおそらく母乳の関係もあるのでしょう)

1ヶ月健診に小児科で「もう3時間おきのミルクじゃなくて大丈夫ですよ。柔軟に対応してください。」と言われたのをきっかけに、産前の予習で知った「ジーナ式ネントレ」をやってみようと思い始めたのでした。