その2のつづきです。
沙田から深水埗に移動しました。
香港の秋葉原?らしいこちらは、たしかになんだか洗練されてない雑多な感じ。
連れのお目当の雑貨屋さんに寄って、あとは街中をぶらぶら。
地方都市にありそうなショッピングモールへ。
地元の生活が見えるところが大好き。
そろそろ夕暮れ。この日の本番に近づいて参りました。
図らずもクリスマスに香港に滞在してしまった我々は、お洒落なディナーもキラキラショッピングもせず、地味に淡々と香港を散策しておりましたが、夜はイルミネーションを見ようと決めておりました。
タダですしおすし。
香港の人はクリスマスになると用事もないのに街に出て歩き回るというネットの情報もあり、どんなもんかと気になったわけです。
イルミネーションの前に、夕飯を食べに佐敦へ。
ずっと行きたかったけど開店時間やらのタイミングが合わず見送りになっていたこちらのお店でいただきました。
化学調味料を使わない丁寧な家庭料理が食べられるお店というふれこみでしたので、薄味&素材の味が好きな私は興味津々。
人気の自家製スープから、酢豚、炒め物、竹筒に入ったチャーハンなどをいただきました。
評判通り、美味しいですわ。
素材の味がしっかりしていて後味も悪くない。
特にスープはいろんな複雑な味が絡まってて濃厚な感じ。
酢豚は半分以上果物だったので苦手な人はやめておいた方がいいかもしれません。でも、揚げ豚はカリカリで美味しかった。
食後に頼んでなかったデザートがきたので、頼んでないよーと言ったら、となりの人が「フリー」と教えてくれました。
豆乳に白いタピオカが入ってるような。
2人なのに欲張って食べ過ぎた…竹筒のチャーハンは1合くらいありました。
ぱっつんぱっつんに膨れたお腹を抱えて、シンフォニーオブライツが見える海沿いに歩いて向かいます。
海側に向かってだんだんと交通規制がかかり始めています。
ここは片側の道路は通れますが、メイン通りは完全に歩行者天国になっていました。
商業施設も公道も、街全体、ここら一体がイルミネーション。
電気代どうなのよ。
遊歩道からみる香港島の夜景。
お天気心配でしたが、夜は雨もなくあんまりガスってないので綺麗に見えます。
眩しいくらいの電光掲示。
海沿いまでくると景色はこんな感じ。
ジャスト20時についたのでシンフォニーオブライツが始まりました。
といっても、だいぶ遠いところから見てるので、音楽もなにも聞こえず、レーザービームくらいしか確認できず。
人混みがすごいです。みんなたくさん写真を撮っています。
カップルだけでなく、親子連れや友達グループ、ぼっちおじさんなとなど、いろんな人が楽しんでました。
用もなく街に出るとは、なるほどこういうことか。
たしかにみんな夜景を見て、ひたすら海沿いを歩いています。
ペニシュランホテルのイルミネーションが一番好き。
海側も駅側もすごい人。
ソールズベリーロードやその周辺の地下道は横断不可になっているため、駅に戻るにはシャングリラホテルの遊歩道か、1881ヘリテージの方にある信号までぐるっと回らないといけません。
ぐるっと回ってようやく駅側に渡れました。
歩いてホテルまで戻ります。
車もトナカイになってしまう香港のクリスマス。
貴重な経験でした。
なんとなく浮き足立つ気持ちはわかる気がします。
これで3回目の香港旅は終了です。
この後私は空港に向かい、未明のフライトに乗って帰国しました。
直近の香港旅行から書いてしまいましたが、ほんとはまだまだネタが溜まってるので少しずつ消化していきます…!