2017.5の旅行の記録です。
その2のつづき
プリトヴィツェからザグレブに戻り、宿に荷物を置いてから夕飯へ。
宿のオーナーさんに教えてもらった、クロアチア料理のお店「konova didov san」へ行きました。
おじいさんの夢、という意味だそうです。
夜も真っ暗ですが、店内は空いてなかったので店先のテラス席に通されました。
ちょっと寒いな…
朝よりはマシになったものの、まだ体調は万全とは言えず、とりあえず あったかいものが欲しい。
頼んだのはトマトスープ。
これがめっちゃ濃厚。
ホールトマト飲んでるみたいな。
メインは、ハンバーグみたいなのを豚肉で巻いてグリルした肉料理。
ザグレブは内陸部なので、海鮮よりもお肉料理がメインのようです。
美味しいが、やはり多い。
皆さんに手伝ってもらいながら完食しました。
帰り道は真っ暗。
写真で分かるとおり、街灯やネオンはとても少ないです。
歩いてる人やたむろしてる人もあまりいません。
治安の悪さは感じられませんでした。
静かで、観光客が少なくてとても良い街です。
さて、翌日は昼前の飛行機でドブロブニクに移動です。
朝起きたら体調はすっかり良くなってました。
ピスタチオ美味しい。
お茶には砂糖の代わりに小瓶のはちみつがついてきました。
一昨日と同じように一度中央バスターミナルへ行き、そこから空港行きのバスに乗り換えます。
郊外になると、旧共産主義っぽい集合住宅がちょこちょこあらわれます。(偏見か?)
日系企業もちらほら。
ザグレブ国際空港に戻ってきました。
ほんと、日本の田舎の空港みたい。
海外の国内線に乗るのは初めてだなぁ。
1時間ほどのフライトでドブロブニク空港に到着。
空港から観光名所の旧市街地までは25kmくらいあるので、またもやバスで移動です。
ここまでの移動の時間はほとんど寝てたので、実はあんまり記憶がないんですよね。
バスに揺られて、気づいたら
目の前に海が。
あ、海!と寝起きで撮ったからぼけぼけ。
ちょっとお天気も良くない。
これは!魔女の宅急便!
魔女の宅急便じゃない?
この時点でみんな結構テンションがあがってる。
でも、ドブロブニクはこんなもんじゃなかった。
この後はお天気にも恵まれて感動しっぱなしになるのです…うふふ。
ドブロブニクは、アドリア海の真珠とも呼ばれていて、古くから海洋国家として栄えてきた街です。
特に、城壁にがっちり囲まれた旧市街地は、街全体が世界遺産に登録されていて、今や世界中から人が集まる屈指の観光地になってます。
そんなわけで、旧市街地前に到着してバスを降りたら、人がすんごい多かった!
ザグレブの落ち着きはどこに…。
まぁ、世界の観光地だもんね。
さっそく旧市街地の城壁の中へ。
中世ヨーロッパの街並。よき。
しかし人が多いですな…。
観光客向けのお店もたくさんあって、路地はこんな風にレストランの外席が並んでます。
猫です。
ここにも猫。
猫ほんと多かった。
城壁は一部抜けられるところがあって、海もすごく近くに見えます。
でも通路は観光客でごった返してます。
でも、賑やかなのはお店が並ぶ広場やその周辺だけで、人気のない方へずっと進むと、あっという間に静かな路地になりました。
この街の日常は本当はこっちなのね。
石造りの街、階段がとても多いけど、それがまた絵になる。
学校みたいなところもありました。
同じ壁の中で、観光客が集中する場所と住民の生活する場所がはっきり分かれている。
不思議な感じです。
小さな港もありました。
周辺の島に行く観光船が出てるようです。
街の近くなのに海水がめっちゃ綺麗。
海面に接する階段もあるので、波と戯れることもできます。
(油断するとびしょびしょになります。←なった)
一通り街を歩いたので、ちょっと遅めの昼食。
港が見えるレストランで、温かいスープをいただきました。
ザグレブでは何とも思わなかったのですが、ドブロブニクにきて物価が急上昇。
ユーロ圏のような物価です。
さすが観光地ね…ま、まぁしょうがない。事前情報通りだわよ。
城壁内の旧市街地はお安いお店はほとんどなかったかな。
宿も旧市街地にしましたが、2泊で1人8,000円くらいだったから、そんなに高くはなかったかな?
昼食後も、旧市街地の中をぐるぐる見て回りました。
旧市街地はお店がたくさんあるし街並みも綺麗だし、歩くだけで十分楽しめます。
と言っても小さな街なので1日あれば十分かな。
明日は城壁の外を観光します。
その4へつづく